待機児童になる=親が失業することと同じ

結婚教育の専門家、ライフデザインアカデミー代表の佐瑠女です^^

昨日は「保活」をテーマにしたイベントに参加をしてきました。

保育園に入りたい!を本気で語ろう2018

友人がFBでイベントをシェアしていたのを見て、私も今年四人目の我が子の保活が待っていることから情報収集のために行ってきました^^

場所は衆議院議員会館。

中小企業の経営者向けの勉強会で司会をしていたことがあったので、何気に何度も足を運んだ場所でもありました。

そこに集まったものすごい数のママ、パパ、保育士の先生、これから保育士になる方、保活や待機児童に問題意識を持っている方、そしてメディアの方もたくさん。。。

こんなにも多くの人が関心を持って、そして問題意識を持っているのだと痛感しましたね。。

 

本当にこの政策は必要?国が考えている政策を保護者目線で根本から見直してみる。

パネルディスカッションからイベントがスタートしました。

登壇者は

・ファシリテーター: ジャーナリスト/NPO法人8bitNews代表 堀 潤 さん
・ゲスト: 認定NPO法人フローレンス 代表理事 駒崎 弘樹 さん
・ゲスト: 「フランスはどう少子化を克服したか」著者 高崎 順子 さん
・ゲスト: 現役保育士 てぃ先生 さん
あとお一人いらっしゃいました。

パネルディスカッション中の写真を撮り忘れましたが・・・

でも、このパネルディスカッションがめちゃくちゃ良かったんです!
短い時間に必要なエッセンスが本当にギュギュッと詰まっていました。

まずは、国が掲げている子育て支援政策「幼児教育の無償化」

これは本当に必要??とのお話。

 

主な内容としては

・3歳から5歳までの幼稚園児を持つ家庭に公定価格(月額2万5,700円)を支給。
・3歳から5歳までの認可保育園に通う子どもは保育料無償。
・0歳から2歳までの認可保育園に通う住民税非課税の子どもは保育料無償。

※5歳児のみ2019年4月より実施。認可外保育園については2018年夏までに検討。

とのこと。

私は今中目黒で女性専用のシェアオフィスを運営していますが、オフィスの2階は0〜2歳までの保育園です。

今は連携をしていませんが、オープン当初は保育園の問い合わせがうちにもきたりして、0〜2歳の保育園ママが本当に大変な保活を行っている現場を目の当たりにしてきました。

3歳になれば幼稚園という選択も取れ、受け入れの人数も増えるので比較的入園率は上がります(もちろん3歳の壁などの問題は別途ありますけど)

でも、今本当に必要なのって3歳以降よりも0〜2歳の子達が預かってもらえる仕組みをしっかりと作ることなんじゃないかと。

無償化よりも全入化。

希望する誰もが子供を預けることができるように仕組みを整えていくことなのではなかろうかと。

これには本当に大きく頷きました。

 

そして私が一番印象に残ったのは。。。

待機児童というと子供が保育園に入れないだけという印象があるが、待機児童が増える=失業する親が増えるということである。

という言葉。。。

子供を保育園に預けてずっと働ける人と、保育園に入れられずに仕事を辞めざるを得なかった人の生涯年収の差はなんと・・・2億円近く

2億円も稼げたら、それだけの納税もできるでしょう。

保育よりも高齢者に税金を!という声もあるようですが、預けて働ける人が増えればそれだけ国も税収が増えて、高齢者にだって税金をもっと使えるかもしれない。

そう考えたら、待機児童問題を解消することって本当に国の「超優先事項」なんじゃない?って思います。

 

私は年間80回近く、地方などで結婚教育のセミナーをさせていただきますが、なんで結婚教育で呼ばれるか?というと、やはり少子化が深刻だからですよ。

どんどん子供が減って、働ける人が減って、税金を収める人も減って。。。自治体さんも必死です。

じゃあなんで結婚しないの?結婚しても子供を生まないの?

それは「経済的な理由」が圧倒的だと思います。

一人で生きていくのだって経済的に不安があるのに、結婚して子供までって。。。
それでも子供が欲しくて産んでみたら、預ける場所がなくて仕事ができずさらに経済的に不安になる。

子供をたくさん欲しい!って思っていても、働けないんじゃ尻込みしますよね。

待機児童を増やす=官製失業者を増やすことです。

 

ヤバイなあ・・・とつくづく感じました。

現役の議員さんもたくさん参加してくださり、意見を汲み取ってくださってました^^

フランスではどのように少子化を克服したのか??

次のテーマはこちら。

フランスから来てくださったゲストの高崎 順子さん
歯切れのいい物言いで、とっても分かりやすかった!

フランスでは保育園よりも保育ママの方が需要があるそうです。

そして保育者の仕事は保育であるを徹底し、掃除は用務の方、事務仕事は管理職のみなど保育士のみなさんが「子供を見ること」に集中できる環境を作っているそうです。

これ、すごく大事だと思いました。

保育士さんも学校の先生もそうだけど、子供と接する以外の仕事が多すぎるんですね。

子供がお昼寝している間は本来先生たちだって休憩できるはずなのに、連絡帳を全員分書いたりする時間に充てなくちゃいけないし、子供が帰ったあとだって保育日誌やら何やらで全然帰れないんだそう。

子供が好きで保育士になったのに、終わらない事務仕事やモンスターペアレンツのような保護者対応に追われる毎日なんて、私なら嫌だ。。。

行事だってあんなになくていい、子供たちが毎日楽しく安全に過ごしてくれてさえいればそれで十分。

保育園が家庭の代わりに子供の成長をサポートしてくれることが目的の場所なのであれば、家庭であんなに行事やらないものw

それよりも先生たちが生き生きと毎日を楽しそうに生きていてくれる方がよっぽど子供が育つ環境としてはふさわしいと思うよ。

だから親である私たちも、必要以上のことを保育園に求めすぎてはいけないのだと思いました。

連絡帳は手書きじゃなくてメールでいいよ。
お誕生会だって毎月じゃなくていいよ。
子供が怪我することはある程度のことは許容するよ。
(これに関しては一定数事故が起こることは想定できるのだから、その責任を園が全て追うのではなく国が追うことで園の負担を軽くしてあげて欲しい、フランスにはそういう窓口があるそうです)

私たち親にだって完璧な育児はできない、それは保育園だって同じこと。

完璧な保育なんてないのだからね。

 

と、パネルディスカッションが白熱しきったところで、ワークショップに突入。

出るわ出るわ、国民のアイデア

一つのテーブルに6名ほどの参加者が座って、4つのテーマについて話し合いました。

初めましてのメンバーで、保育について熱く語る語る!

私たちのテーブルだけでなく、たくさんのテーブルで熱いディスカッションが行われていました。

 

当事者だからこそ出せるアイデアが本当にたくさんあって、この意見を集約して是非昨日参加してくださっていた議員の先生方には待機児童問題の解決にエネルギーを注いでいただけたら嬉しいなと思います。

そして、私が昨日のイベントで得た一番の気づきは、、、傍観者になってはいけないということ。

 

「民主主義の反対は沈黙」

どうして待機児童問題がいつまでたっても解決しないのか??

それは「子供は数年経てば大きくなるから」

あれだけ苦労してしていた保活も、自分が保育園に入れた途端に他人事になってしまいがち。
だから声を上げ続ける人がいない。沈黙してしまう。

私だって12年ぶりの出産を控えた状況にならなければ、こんなにも保活にアンテナを張っていなかったと思います。でもそれじゃダメだって思った。

高齢者支援がずっと続いていくのは、高齢者はずっと高齢者だからです!とフローレンスの駒崎さんが言っていたけど、本当にその通りだと思う。

私の保活は終わっても誰かの保活は続いていて、私の子育ては終わっても誰かの子育ては待ったなしで進んでいる。

 

子育ては社会でする!

このことの大切さを改めて心に刻みました。

そして大切なのは「アクション」

昨日の気づきを受けて、私は何をするか?

私のアクション
・人前でお話する機会も多くあるので、一人でも多くの人にこのイベントの内容を伝える。
・リアルやネットで自分の保活状況を発信し「声を上げる」ことの重要性を伝える。
・自分自身が保育士の立場にたった親でいられるようにする。

 

3時間近いイベントでしたが、本当に有意義でした!行ってよかった♪

ツイッターで

#保育園に入りたい

というハッシュタグでいろいろな情報が取れますよ^^

誘ってくれたみかりんありがとう〜♪

 

出会い・交際・結婚・子育てのツボとコツを実話を通してお伝えします♪
家族を学ぶメールマガジン

結婚を教える先生になるためのお勉強
ライフデザイン検定

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

佐瑠女みか(さるめみか):秋田県生まれの東京育ち。実家は教会、父親が牧師という環境に育ち、多くのカップルが「結婚前教育」を受けた上で幸せな結婚生活のスタートを切る現場に立ち会ってきた。結婚、出産、起業という様々なライフイベントを経験し、人が人生の分岐点に立った時、将来を見据えて幸せを感じられる選択ができるよう「ライフデザイン的視点」でライフイベントを捉えられるアドバイスを全国で行っている。(本名は吉村みか)